☆ストキャスティクス☆
さて次にストキャスティクスについてお話しましょう。
ストキャスティクスは、米国のチャート分析家ジョージ・レーンによって考案されたテクニカル分析法で特徴として
2本の線
をつかうという点があげられます。
2本の線とは%Dと%Kという2本の線であり、ストキャスティクスではこの2本の線の相関関係から
「買われすぎ」、「売られすぎ」
を発見する分析法です。
さてそこで分析法ですが%Kと%Dの式は、
C−L5
%K=−−−−−−×100[%]
H5−L5
ただし、
C :当日の終値
H5:当日を含む過去5日の最高値
L5:当日を含む過去5日の最安値
で表現されています。
この意味は、RSIと同様で、70%以上の数値なら「買われすぎ」、30%以下なら「売られすぎ」となります。ただし%Kでは、RSと異なり、これだけでは売買の目安としては不充分という特徴があるため
ここで重要な%Dの登場!!
%Dは、
H3
%D=−−−×100[%]
L3
ただし
H3:(C−L5)の3日間の合計
L3:(H5−L5)の3日間の合計
で表現されています。
この%Dでは、%Kの数値をさらに3日間で修正したものでり、%Kより滑らかな動きとなります。
さて、それでは具体的な分析をしていきましょう。
まず、前提条件として
%Kは%Dに比べ動きが速い!
という特徴がありますね。
そこでここでは、%Dをもとにした基本的な売買サインについて見ていくことにします。
「買いサイン」
%Dが30%以下(15%以下ならなお強いサイン)
%Dが30%以下で右肩上がりのダブルボトムを形成している場合。
「売りサイン」
%Dが70%以下(85%以下ならなお強いサイン)
%Dが70%以下で右肩下がりのダブルトップを形成している場合。
でしょう。管理人的には、%Kの値が買いサイン、売りサインになってから2〜7日で株価もピークにくるとだいたい予想しています。皆さんも独自の理論を立ててテクニカル分析を行ってみると良いのではないでしょうか?
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