☆グランビルの法則☆
さてそれではグランビルの法則を見ていくことにしましょう。図で黒線が移動平均線、青線が株価となっています。ではいったいこれらにどのような関係があるのでしょうか?
それでは見ていきましょう。
☆買い編☆
A 長期的に下落していた移動境界線が上昇に転じ、株価が移動境界線を抜いて上昇したとき
この場合
一番強い「買い」のサイン
今後、長期的に株価が上昇し続ける可能性が大きい
B 移動境界線が上昇トレンドで株価が移動境界線を下回ったとき
この場合、押し目買いで
利益確定の売りに押されて、株価が一時的に移動境界線を下回った状態か
そのまま株価が下落していく可能性がある
C 株価と移動境界線の乖離が大きくなって、株価が下落し上昇中の移動境界線とクロスしないで、
再度上昇に転じたとき
この場合
買いのポイントBと似ているが、Bよりも積極的に買い増しができる
D 移動平均線が下落トレンドに転じ、株価が著しくマイナス乖離していないとき
この場合
下げすぎに対する自立反発を狙うがチャンスをものにするのは難しい
☆売り編☆
E 株価が移動境界線から著しく乖離しているとき
この場合
株価と移動境界線が著しく乖離すれば、出来高が減少して、調整する局面が起こる。
F 株価が上昇トレンドから下落トレンドに転じて、株価が移動境界線を下回るとき
この場合
この後、比較的大きい下げが起こる可能性があるので、利益確定をするのが一般的
G 移動境界線が下降中、株価が移動境界線を上回ったが、トレンドの変更が見込めないとき
この場合
下降トレンド中での数少ない売りのチャンスである!!!
H 株価が下降トレンドにあり、移動境界線を上回れず、再度下落しはじめたとき
この場合
株価の勢いがかなり弱まっており、移動平均線に近づくのが精一杯なので早く売ってしまえ
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